公開からわずか三日で、YouTube 45万回 再生されたショートムービー
騙されて落ちた恋は、人の生き方を変える。
「গল্পটা ー物語」
基本情報
製作国:バングラデシュ(DHURBA TV)
公開年:2018年6月13日
主演:
Ziaul Faruq Apurba
え⁉1981年生まれ⁉びっくり!とても37歳には見えない、童顔のイケメン俳優さんです。哀愁漂う顔が、女性のハートをつかむんでしょうね。だいたいテレビで活躍されているそうですが、映画出演やまた歌手としての活動もあり、マルチな才能をお持ちのようです。でも、既婚者です。残念(←)(wikipedia)
サビラちゃん、22歳。4年前から、芸能活動を始めた若手人気女優です。Wikipediaによると、「The Imaginary Girl」(架空の女の子)として、バングラデシュでいま注目されているそうです。それだけ、バングラデシュ人男性のあこがれがつまった女の子ってことなのかしら。バングラデシュ有力紙「prothom alo」でも、インタビュー記事が載っていました。うん、かわいい…かわいすぎるぞ‼http://en.prothomalo.com/entertainment/news/115309/Wanted-to-play-Kadambini-first-Sabila
☆ あらすじ ☆
一人の女の子がフラれちゃうところから、物語はスタートします。「電話にも出てくれないし、ずっとメールも無視してるじゃない⁉」と泣きそうな女の子の話をだまって聞くと、「それだけ?」という表情で立ち去る男。女心がわからない、いやわかろうとしないタイプです。
でも、恋には落ちやすいのです。チャラいのかな。喫茶店で出会った女の子は「プリンセス」だと思い、ストーキングしながらずっと追いかけて愛をささやき続けます。そのかいあって、ついに付き合い始めた二人。楽しい時間はあっという間に過ぎ、ある日。彼女の方から、「would you marry me?」と、なんと逆プロポーズ!うれしすぎて、感無量の男。
ですが、その後のある日。11時に待ち合わせたはずの彼女が、3時になっても現れません。電話にもでないし、メッセージも見ない。数時間待ちぼうけをくらい、怒り気味の男に、彼女はこう言いはなちます。「私のことどう思っているの?」ちょっと言葉に詰まる男。「君は…女の子だから…かわいいよ」。すると、彼女は大きく息をつき、「あなたは私のことを何にも分かっていないのね。」といいます。なんのことだかさっぱりわからない男。彼女は、「ヒントをあげる。キーワードは、シュシよ。」
この一言で、はっとした男。シュシは、男が数か月前にフッたあの女の子です。彼女は堰をきったように話し始めます。実は、彼女はシュシのいとこで、ひどく痛めつけられている姿を見て、必ずそのボーイフレンドに復讐を誓ったということ。ずっと彼が店に来るのを待っていたこと。彼を落とせるかどうかは、ゲームだったということ。そして、この名台詞を残して、彼女は彼の元を去っていきます。
এক জন খারাপ মানুষ থেকে প্লিজ ভাল মানুষ হওআ চেষ্টা করো।
一人の悪い人間から、どうか、いい人間になるように努力してください。
いとこのため、ひいては彼自身のためにうった芝居は、幕を閉じるのです。
☺
それから二年後。
キャリアウーマンへと変身した彼女のもとに、数人の寄付を求める子どもたちが駆け寄ってきます。彼らについて、学校へと案内してもらった女の子。それは、森の中の青空教室で、学校の名前は「ভাল মানুষ」(良い人間)でした。そこに先生として現れたのは、あの男。最初は「あなたがこんなことをするなんて信じられない…」とつぶやく女の子ですが、彼の人格があの別れの日を境に大きく変化したことを知ります。小切手を切り、寄付をした後、いったんは離れますが、やはり彼のことを思い出して森へ駆け戻り、「আমাদের গল্প এখানে শেষ ছিল, আমরা শুরু করতে পারি?」と尋ねます。「私たちの物語は、以前にここで終わってしまったけれど、もう一度紡ぎなおせるかしら。」(意訳)ついに心から結ばれた二人は、抱き合ってこの映画は幕を閉じます。
☆感想
★★★☆☆
ストーリーは、悪くなかったです。ただ、映画に関して超ど素人の私でも、「あ、音声切り貼りしたな」「ここは取り直してつなげたんだな」というのがあまりに露骨に見えてしまったので、星は2つ減りました。バングラデシュの技術じゃしょうがないかもしれないし、予算がなかったのかもしれないけど、せっかく豪華な俳優を起用しているのだから、もうちょっと頑張ってほしかった。期待を込めて☆三つです。Nabirちゃんがかわいい。ファンになりました。
ちなみに、イードのスペシャルムービーです。イードでは、イスラーム教徒が心を入れ替える気持ちになる日だそうで、いい人になろうというメッセージ性がびしびし伝わってくる映画でした。うん、55分くらいがちょうどいいよ…(笑)
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