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2018年10月23日火曜日

在日ベンガル人問題

こんにちは。お久しぶりです、nozomiです。


だんだん 寒くなってきましたね。毎朝5時に起きているのですが、日がまだ昇っておらず、空気も冷たく冬の訪れを感じる今日この頃です。昔、インドに留学していた時、「空気のにおいで季節の変わり目が分かる」といっていたおばあちゃんがいましたね。その時は、「そんなわけないでしょう…」と半信半疑だったのですが、最近ちょっとわかるようになったかな…?あのおばあちゃん、元気にしているかなあ。



ちなみに、「だんだん」はベンガル語で
din din 「দিন দিন」 (日に日に)ということもできます。
似ていますね☺




バタバタとしており、なかなかベンガル語に手が回っていません。それでどんどん忘れていく恐怖…最近はベトナム語に浮気気味です。なんといっても仕事で使うので、いやでも勉強しなければならないんです…でも、忘れたくない!愛しいベンガル語…


今日のテーマは
「在日ベンガル人の増加」

です。


私はびっくりしたんですが、バングラデシュも技能実習の協定を結んでいたそうですね。今、ベトナムや中国が大きく発展を遂げる中で、それらの国々からの労働力を得るのが大変難しくなっていくといわれています。ミャンマーやインドからも多くの技能実習生が日本の労働力不足の補い手としてやってきていますが、あと数年したら、バングラデシュからも大量に技能実習生がくるかもしれませんね。

30歳になっても、「留学生」という身分でアルバイトをしながら家族に仕送りを続けるベンガル人も、この日本にたくさんいます。私の勝手な印象ですが、夜勤をしているベンガル人はとても多いなと思います。コンビニ、工場…大学に進学する人は、少ないです。専門学校はかなり多いかな。自動車整備、エンジニアなど、機械系の専門学校へ進学する人がほとんどだと思います。また、一人が進学すると、口コミを聞いて芋づる式に同じ学校へ行くので、どんどんとその地域にベンガル人は増えていきます。もう、あなたの身近にまで、バングラデシュ人はやってきているのです。




法整備に関するもんだいなどは、いったん置いておいて、今喫緊の課題として取り組まなければならないな、と思っているのが、彼らの日本語力の向上と、日本のルールを徹底的に教えることです。



バングラデシュは、夜寝るのが遅い国だそうです。深夜2時まで起きているのは当たり前。深夜3時に日本人へ電話をかけるのは非常識であること。夜遅くに騒ぐのを快く思わない人々もいること。あと、電車の中でも、電話してはいけないこと。時刻通りに動くこと。整理整頓をすること。報告連絡相談をきちんとすること。それを、どうも教えられずに来ている人も、中にはいるのではないかと思うのです。

ベンガル人は、(以下はわたしの偏見です)人懐っこいし、まじめだし、頭もいいし、ユーモアのセンスもあると思います。それでも、これは、3年間色濃くかかわった私の意見です。普通の日本人が、馴染みのない、どこにあるかもよくわからないような国の人々に慣れるまでには、時間がかかりますし、もし、最初に嫌な思いをしてしまったら、その印象をぬぐうのはかなり大変だと思います。

ただでさえ、外国人への偏見が根強く残るこの国の、会社でも家でも少しでも気持ちよく暮らすために、まずその辺を徹底的に教え込まなければならないと思います。それを「郷に入っては郷に従えだろう!」と強制するわけではなく、「もしそうすれば、日本の生活でトラブルを抱えずに済む」という動機付けで、教えていけたらさらにいいですね。


それと、日本語力の向上という点では、日本語能力試験対策をしてあげられたらいいな、と思っています。ベトナム語や英語で解説している動画や本はたくさんあるのですが、ベンガル語で日本語文法を説明しているものはほぼ皆無です。そこで、ぜひ彼らのために何かをしてあげられたらいいなと思っています。でも、正直どこから手をつけていいんか、わからないんです。それには、やはりベンガル語の勉強を続けなければなりません。頑張っていこうと決意を新たにした、平成最後の秋でした。