「バウルを探してー地球の片隅に伝わる秘密の歌」
バングラデシュ のことをほとんど知らない人にこそ読んでほしい一冊。
☆レビューより
「単に旅行記以上の読み応え」
「たった12日間の旅とは思えないくらい、濃密」
「普通に日本で生活していたらきっと出会えない沢山の人々の、等身大の幾つもの人生に触れられる」
「著者の情熱は、私に代わって、知らない世界の扉を開いてくれる。」
☆あらすじ
元国連職員、一人の日本人女性が、何かに導かれるように、 バウルを追ってバングラデシュへ飛び込んだ回顧録です。 時折挟まれるバングラデシュの歴史、文化背景、宗教事情を、 全くの素人目線で見ているからこそ、わかりやすく、 飽きずに読み続けることができます。(かなりの調査に基づいて、 この本を書かれたようです) へこの本の中の言葉を借りながら、 そもそもバウルとは何でしょうか。
電車でバングラデシュ人に囲まれたり、 生まれてからずっと家を出たことがないおばあちゃんバングラデシ ュ人の家に招かれたり、 超有名なシンガーを訪問したらサプライズをもらったり予測不可能 な旅に、読んでいるうちにいつしか没頭してしまいます。 わたしが印象に残っているのは、幼い「バウル見習い」の少女、 新聞売りの男の子、日本人のバウルシンガー、 数えきれない出会いを経て、 著者はだんだんバウルの真髄に近づいていきます。 その過程がまるで見えない糸に引っ張られるようで、 読者の心も鷲掴みにしていきます。
ぜひご一読を!
ぜひご一読を!
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